現代型の肩こりは深部にあり!筋膜ほぐしで解消!!

今や肩こりに悩む人は24000万人にも上がる(厚生労働省調べ)とされ、もはや「国民病」とも呼べる身近な不調の一つです。しかし、現代生活における肩こりは、「ひと昔前のコリ方とは明らかに違ってきた」と、専門家たちは指摘します。

 

■昔ながらの「もむ」方法では肩こりは治りにくい

 

ひどくなると、頭痛や吐き気なども引き起こす肩こり。つらい肩こりを少しでわらげようと、マッサージや整体などのお世話になっている人は多いだろうと思います。ところが、そうした施術受けて一時的に肩こりが緩和しても、その効果はなかなか長続きしないもの。すぐに元に戻ってしまうどころか、場合によっては、いわゆる「もみ返し」などによて、それまでよりも状態が悪くなってしまうことさえあります。

便利で近代的な生活の中で生じた肩こりは、かつてとは違い、昔ながらの強くもむといった施術が効かなくなっている。その大きな理由は、現代の肩こりが肩や首の周りにある小さな筋肉をはじめとして、特に【筋膜】などにダメージが蓄積しているからだと考えています。

昔と今とでは、肩こりの質が違う・・・。これは、一体どういうことなのだろうか?

 

■パソコン、スマホを酷使する生活が《現代型肩こり》を生む

 

昔の肩こりは仕事に伴う大がかりな手作業、いわば肉体労働的に大きな筋肉を使たっことで起きていました。対して、現代の場合は、パソコンやスマートフォンなどの操作を伴う、小さな筋肉を酷使し続けることに原因があるといいます。

デスクワークが中心で同じ姿勢を長時間続けることで、緊張した状態を体に与え続けることになります。たしかに電話一本かけるにしても、腕を伸ばしてボタンを押す固定電話を使うより、小さなスマホの画面を指先だけで操作する回数の方が、今では多くなっています。こうした細かく小さな動きの集積が、肩の深部にある筋肉を硬くする【現代型肩こり】を生んでいるのです。

ほんの10年、20年前までは、肩の表層にある大きな筋肉群を強くほぐすことでコリは解消てきました。ところが深層部にある小さい筋肉群にコリがてきると、昔ながらの施術ではそこまで刺激が届かず、慢性的なしっこいコリが続いてしまうのです。実際に、コリや痛みを感じる肩まわりを指先で強く押してみると、その深部にゴリゴリとした硬い塊に当たることがあります。これこそがコリや痛みを発しているわけだが、ちょっとやそっとのほぐしではほぐれにくく、対処療法で解消したとしても、再び同じところに塊ができることも多いです。

 

コリの元凶は筋肉の動きを鈍らせる「筋膜」との癒着

こうした現代型肩こりを解消するためのキーワードが、「筋膜」にあります。

筋膜とは、筋肉を覆っている薄い膜のことです。コリやすい首や肩の部分には、大小様々な筋肉が重なりあっていて、その一つ一つが筋膜で覆われ、何層にもなっています。スライスした生ハムと生ハムの間に薄いビニールを挟んで何層にも重ねた「ミルフィーユ」ような状態をイメージするといいでしょう。生ハムが筋肉で、ビニールが筋膜にあたります。

正常な体であれば、筋肉と筋膜は互いにスライドして自由に動くことができます。ところが、同じ姿勢や細かい作業を長時間続けたり、繰り返したりすることで、筋膜が筋肉に癒着してしまうのです。さらに筋膜同士で癒着していることもあります。すると、筋肉がうまく動かせなくなってきます。こうして周囲にある血管の弾力性が落ち(動きが鈍り)、血流が滞ると、そこに発痛物質を含む老廃物が蓄積していきます。これが筋肉の深部に起こることで、コリをどんどんしつこくする悪循環を生むのです。このように、我々が抱えている現代型肩こりは、今のライフスタイルからも分かるように、とても避けられそうにない厄介な不調にもなっているのです。

そこで、筋膜と筋肉の癒着を効果的に取り除き、深層のコリを取るには「筋膜リリース」が最適です。

いずれもこった部分とその周囲を指で押さえたまま、腕を大きく回すのがポイントです。指で押さえたところが支点となり、腕の動きによって癒着した筋膜が筋肉からはがれていく仕組みです。指で支点を作って筋肉を動かすだけで、癒着した筋肉と筋膜が簡単にはがれることがわかっています。痛気持ちいいぐらいの強さを感じる程度で繰り返してください。